家計簿すらつけたことがなかった僕が、お金の使い方を見直した話

今では固定費を見直したり、投資をしたり、

「これは本当に必要か?」

と考えてからお金を使うようになりました。

でも、昔から家計管理が得意だったわけではありません。

むしろ真逆です。

家計簿なんて、つけたことがありませんでした。

給与明細もほとんど見ない。

給料日になったら銀行アプリを開いて、

「今月これくらい入ったのね」

と入金額を見るだけ。

クレジットカードも何枚か持っていて、それぞれ何にいくら使っているのかもちゃんと把握していませんでした。

そんな僕がお金の使い方を見直し始めたのは、30代に入ってからです。

きっかけは難しいお金の勉強でも、投資でもありません。

もっと単純でした。

「この生活、このままずっと続けるのか?」

そう思うようになったことでした。

目次

「毎月いくら使ってる?」に答えられなかった

当時の僕は、毎月の生活費を把握していませんでした。

家賃はいくら。

食費はいくら。

通信費はいくら。

固定費はいくら。

そんなふうに家計全体を見たことがありません。

そもそも、

自分の給料の明細すらちゃんと見ていない(笑)。

手取り額を銀行アプリで確認して、

そこから普通に生活する。

欲しいものがあれば買う。

カードで払う。

翌月引き落とされる。

残った金額を見る。

そんな感じでした。

「いくら使ったか」ではなく、

「あといくら残っているか」

でお金を見ていたんだと思います。

カード明細を見たら、同じものばかりだった

家計を見直そうと思って、まず自分が何にお金を使っているのか確認しました。

クレジットカードの明細を見る。

すると、よく出てくるものはだいたい決まっています。

ガソリン。

Uber。

Amazon。

ETC。

特にAmazonは便利なので、

洗剤。

シャンプー。

歯ブラシ。

日用品。

近所のドラッグストアで買って帰ればいいようなものまで、

「Amazonでいいか」

とポチる(笑)。

一つひとつは、それほど大きな金額ではありません。

だから使っている感覚も薄い。

でも、それが積み重なっていました。

そして、そんな僕の支出の中でも圧倒的に大きかったものがあります。

車だけで、月11万円くらい使っていた

当時、僕は250万円ほどで購入したセダンに乗っていました。

車関連の支出をざっくりまとめると、

項目月額
車のローン約5万円
ガソリン約3万円
保険約1万円
駐車場約2万円
合計約11万円

これだけで月11万円。

しかも、これで全部ではありません。

出かけた先で払う駐車場代。

整備費。

そのほか車を所有していれば発生する支出もあります。

改めて見ると、

そりゃ金残らんわ(笑)。

もちろん僕はドライブが好きです。

ただ、当時は「ドライブを楽しむために車を持っている」というだけではありませんでした。

ちょっとした移動。

買い物。

別に車じゃなくてもいいような用事。

何でも車。

それくらい生活の一部になっていました。

だから、家計を見直して、

「車、大きいよな……」

と気づいても、すぐに手放せたわけではありません。

「車なしでどうやって生活するの?」と思っていた

僕にとって一番大きかったのは、お金より、

車のない生活が想像できなかったこと

だったと思います。

どこかへ行くなら車。

買い物も車。

休みの日も車。

それが当たり前。

だから、

「車を手放したら不便じゃない?」

ではなく、

「車なしでどうやって生活するんだ?」

くらいの感覚でした(笑)。

それでも、毎月出ていく金額を見ると、やっぱり車の存在は大きい。

そこで手放すことを決めました。

これが、僕にとって家計を立て直すための最初の一歩でした。

ただし――

車を手放せば全部解決する。

当時は、そんなふうにも考えていました。

車を手放しても、家計はすぐには立て直せなかった

車を手放したことで、毎月の支出はかなり減りました。

当時の僕は、

「一番デカい車を手放したんだから、これで何とかなるだろう」

くらいに考えていました。

でも、そんなに簡単ではありませんでした。

車を手放す際にローンの借り換えもしていたため、返済はまだ続いています。

それ以外にも、それまで使っていたクレジットカードの請求がある。

給料が入る。

カード代や返済でお金が出ていく。

手元の現金が足りなくなる。

そして、またカードを使う。

翌月、また請求が来る。

そしてまたカードを使う。

今振り返ると、そんな状態を1年くらい繰り返していました。

車という一番大きな支出をなくしても、

お金の使い方そのものが変わらなければ、家計は立て直せない。

当時の僕は、まだそこまで分かっていませんでした。

「これ、ちゃんとやらないと終わらない」

同じことを繰り返しているうちに、

さすがに思いました。

「これ、ちゃんとやらないと終わらないぞ」

そこでようやく、家計を本気で立て直すことにしました。

僕の中では、ここからが本当のスタートです。

名付けて、

「MJミッション」

始動です(笑)。

やったこと自体は、ものすごく地味です。

生活の中にある支出を一つずつ見て、

「これは本当に必要なのか?」

を考えていきました。

通信費。

動画配信サービス。

外食。

毎日の買い物。

そのほかにも、それまで当たり前のように払っていたものを一つずつ見直していきました。

一つひとつは小さくても、毎日、毎月繰り返せば大きなお金になります。

逆にいえば、

生活習慣そのものを変えれば、お金の流れも変えられる。

ここからようやく、僕の家計は少しずつ変わり始めました。

具体的に何をやったのかを書き始めると長くなるので、「MJミッション」の中身は別の記事でまとめようと思います。

月15万円以上、支出が減った

そうやって生活全体を見直していった結果、

僕の場合は月15万円以上の支出が減りました。

年間ではありません。

月です(笑)。

車関連だけでも約11万円あったので、それだけでもかなり大きい。

そこから通信費や各種サービス、日々の支出などを見直したことで、毎月出ていくお金そのものが大きく変わりました。

月15万円なら、単純計算すると年間180万円。

もちろん、

「年間180万円をそのまま貯金できました」

という意味ではありません。

生活していれば他にもお金は使います。

でも、以前なら何となく消えていたお金が、それくらいの規模だったということです。

数字にしてみると、

「もっと早く見ろよ、俺(笑)」

と思います。

まずは、残っているものを片付ける

支出を減らせるようになっても、まだやることは残っていました。

リボ払い。

車を手放した際に借り換えたローン。

車を手放したからといって、負債がその瞬間すべてなくなったわけではありません。

だから次に考えたのが、

「まず残っているものを片付けよう」

ということでした。

毎月出ていくお金を減らしながら、残債を返していく。

そして、少しずつお金を残していく。

派手なことはしていません。

ただ、それまでの

「給料が入る→使う→足りなくなる→カードを使う」

という生活からは、少しずつ抜け出していきました。

お金が100万円を超えた頃、投資を始めた

ある程度お金がまとまってから、僕は株式投資を始めました。

記憶では、貯めたお金が100万円を超えたくらいだったと思います。

最初から、

「インデックス投資で長期的な資産形成を……」

なんて考えていたわけではありません。

最初に興味を持ったのは、

株主優待でした(笑)。

「株を持っていたら、こういうものがもらえるのか」

というところから興味を持ったんです。

そこから配当金の存在を知ったり、いろいろな投資方法を調べたりするようになりました。

お金を使うだけだった自分が、

「お金を残して、それを働かせる」

という考え方に興味を持ち始めた時期でもあります。

両学長を知ったのは、実はもっと後だった

ここまでの話を書くと、

「リベ大や両学長の動画を見て家計改善を始めたのかな?」

と思う人もいるかもしれません。

でも、実は違います。

僕が両学長の動画を見るようになったのは、

36歳になってからです。

家計を見直し始めたのは、それより前。

車を手放したり、生活費を見直したり、残債を整理したり、投資を始めたり。

最初は自分なりに試行錯誤していました。

その後、両学長の動画に出会いました。

そこで家計管理や投資について学ぶようになり、

「自分がやってきたことを、ちゃんと体系的に考えている人がいるんだ」

という感覚もありました。

そこから簿記や投資など、お金についてさらに学ぶきっかけのひとつにもなりました。

僕の場合、

勉強してから行動したというより、先に動いて、後から知識が追いついてきた部分も多いです。

この辺も、いかにも僕らしい気がします(笑)。

節約したかったんじゃなくて、お金の行き先を変えたかった

家計を見直した結果、確かに支出は減りました。

でも今振り返ると、

「とにかく節約したかった」

というだけではなかった気がします。

僕は今でも、お金を使います。

長く身につけるメガネ。

財布。

靴。

自分が長く使うと思ったものなら、多少高くても選びます。

旅行にも行きます。

そして今は、

身体。

美容。

学び。

そういうところにもお金を使っています。

クマ取り。

歯列矯正。

ピラティス。

資格の勉強。

昔の僕が今の支出を見たら、

「めちゃくちゃ金使ってるじゃん」

と言うかもしれません(笑)。

でも、自分の中では昔とは全然違います。

「使わない」ではなく、「使う場所を選ぶ」

昔は、

なんとなく車に乗る。

なんとなくAmazonで買う。

なんとなくサービスを契約する。

そして何にいくら使っているのか分からない。

今は、

「これは自分にとって必要か?」

を考えるようになりました。

だから、

安ければいいわけでもない。

何でも削ればいいわけでもない。

自分にとって価値があると思えば使う。

必要性を感じなければ削る。

僕のお金に対する考え方は、

「使わない」から「使う場所を選ぶ」へ変わった

んだと思います。

固定費や日々の支出を減らして残したお金は、貯蓄や投資にも回しました。

さらに今は、その一部を自分自身のアップデートにも使っています。

昔は「物を持つこと」に使っていたお金が、

今は少しずつ、

「これからの自分に残るもの」

へ向かうようになりました。

この生活を一生続けている自分が嫌だった

もし、家計簿すらつけていなかった頃の自分に何か言えるなら、

こう言うと思います。

「見栄を張らないで、自分のためになることに使いなさい」

そしてもうひとつ。

「今のまま歳を重ねた未来の自分を想像してみ?」

当時の僕が嫌だったのは、

単純に「お金がない」ということだけではありません。

何に使っているかも分からない。

給料が入って。

使って。

また働いて。

また使う。

その繰り返し。

この生活を定年まで――いや、一生続けている自分が嫌だった。

だから、まずお金の流れを変えました。

車を手放す。

それでもうまくいかない。

生活そのものを見直す。

残っているものを片付ける。

貯める。

投資してみる。

そして今は、自分を変えるためにも使う。

振り返ってみると、

家計を見直したことは単なる節約ではなく、

今の「凡人更新中」につながる最初のアップデートのひとつだったのかもしれません。

今でも完璧な家計管理ができているわけではありません。

無駄遣いすることもあります(笑)。

それでも、

「自分のお金を、どこへ向かわせるか」

を考えるようにはなりました。

これからも、

削るところは削る。

使うところには使う。

そして、未来の自分に残るものを少しずつ増やしていきたいと思います。

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この記事を書いた人

30代後半から人生を更新中の会社員。
外見・身体・暮らし・学びを中心に、実際に試したことや失敗も含めて発信しています。

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